提出物をしっかり出さない人は、碌な社会人にならないよって話

2017.09.08 ZENTブログ

2学期が始まりました。

みなさん夏の宿題はしっかりと提出しましたか?

完璧であると言える人の方が、きっと少ないでしょう。

完璧とは、余裕をもって終わらせてあるという意味で、期限ぎりぎりに気が付いて、焦ってなんとか終わらせたという意味ではありませんのでご注意を。

さて、これからまた学校で何かと提出物を求められます。

それは、宿題だったり、何かの申し込み書だったり、面談に関するものだったり様々ですね。

ところで、提出物を出し忘れたことによって内申が下がったという話が良くあります。

というか、成績が低い理由の一番がこれだったりすることもしばしば。

ハッキリ言っておきますと、勉強できない人なんかより、提出物を期限通りに出せない人の方が、よほど社会に出てから役に立ちません。

何故かって、

例えば、会社員が取引先から「○○までに見積書を出してください」と言われたとします。

その書類を出さなかったとしたら、取引先からの信頼を失いかねない。そして、取引をなしにされてしまうかもしれない。

すると、会社が被る被害はどうなるでしょう。

そんなことをしてしまった社員はクビにされてもおかしくないですね。

というように、提出期限を守らないということは、信頼が得られないということと近しい。

学校の内申というのは、社会に出てからの実力主義以外の部分を評価してくれているという見方をすべきです。

その内申で、提出物により悪い評価をくらっているということは、実力はあるのかもしれない、けれど、期限を守った行動はしない、ゆえに信用できないと評価されているわけです。

そんな評価をされている人を、はたして優秀と見なしうるでしょうか。

高校側の、あるいは大学、会社の立場に立ってみて、そのような評価を受けている人を、入れたいと思うでしょうか。

昨日も一昨日も、ウチに来ている高校生が、「明日提出なんです~」「今日提出だったんですけど出せなくて~」と、わりと笑顔で言いやがり、中学生は「〇〇までだと思ってました」と言うので、こんなことを書いてみた次第です。

断言しよう、君たち、そんなんじゃ社会から信用されない大人になっちゃうよ。

提出物というのは、何をいつまでに提出するのかを自分でしっかり把握して、計画立ててこなすことによって、君たちの社会に出てからの計画性と自分の状況を把握する力を養ってくれているものです。
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