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たびたび発信している内申に関して
実際にこの近辺の都立高校は、一般入試において内申がどれくらいあるといいとされているのか、いくつか書いておこうと思います。
この記事は、Vもぎを主宰する進学研究会のデータを参考にしております。
都立の内申は65点満点に換算して利用します。
【内申の計算方法】
5教科の内申+技能4科目×2=〇/65
この65点をさらに300点に計算しなおし、〇/300が当日の持ち点となります。
技能科目は試験がないため2倍されますから、技能科目が高いほど、有利に働きます。
内申が1変わると
五教科の場合、1020点満点なおすと約5点分
九教科の場合、約9点分となります。
換算前の数値を素内申といいますが、換算が行われるので素内申で見るよりは換算で見た方がよいと考えられます。
なぜなら、素内申が40であっても、素内申が40となる数字の組み合わせは複数あるため、換算後は異なる数値となるからです。
さて、これらを踏まえて理想とされる換算内申と、上記の通り素内申でみるのは微妙だけれども、おおまかに素内申はどれくらいかを示していきます。
※都立全部やるのは大変なので、当塾の近くの学校と、いくつかの通いやすい範囲にある都立のみに限定いたします。
※自校作成校は込み入った話になるので省きます。
【理想換算内申】
繰り返し申し上げる通り、素内申でみるのはあまり正しい見方ではありませんが、だいたいの目安と思っていただければと思います。
女子は、男子より換算後で2~5高くなる傾向なります。
さて、たびたび発信している通りなのですが
内申は、思ってる数値よりプラス3~5は必要
という認識でいてほしいと思っています。
よく、3と4半々程度で「三田を…」という相談がありますが、正直、かなり厳しいと言わざるをえません。
三田はその内申ではきついよといい続けてきた結果、近年は「目黒を…」という声が多くなってきたように感じています。
どちらにせよ、田園調布~三田のレベル帯を希望されている方は、だいたい内申が不足していることが多いというのが現実です。
昔はそれで足りたんだけどね…とは思うのですが、都立のレベルは年々上がっていっています。
内申確保は、かなり重要です。
この記事内の数値は 内申の大まかな目安と、換算内申の理想値は、合格率60%くらいという認識でいていただけるとよいかと思います。
これくらいあれば余裕があるよ
というものではなく
これくらいはないと厳しいよ
というくらいの数値です。
当たり前のことですが、万全を期すために、可能な限り内申を稼ぎましょう。
もちろん、そのうえで実力をいかに高めていくかが重要です。
内申だけ高くてハリボテの実力という子も、かなりいますからね。