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近隣の高校紹介第11弾
【園芸高校】
東京都立園芸高等学校 | 東京都立学校
最寄り駅 等々力
徒歩15分なので駅からはやや離れています。
正直、八潮、産業技術、美原、園芸はどれが近いかは微妙です。
当塾からを考えると電車一本でいけるので、園芸高校が一番早く着くかもしれません。
なんなら小山台や田園調布よりも近く感じるかもしれないくらい、当塾からはアクセスが良い。
上野毛から歩いても15分くらいかな?
桜新町からだと20分となっているけれど、歩いて20分はちょっとキツい?
バスもいろんなところから出ていて園芸高校前というバス停があるので実はかなり広範囲から通うことが可能です。
三つのコースに分かれており、それぞれ偏差値と内申は
動物科 Vもぎ偏差値45 内申はオール3くらい
食品科 Vもぎ偏差値39 内申はオール3弱
園芸科 Vもぎ偏差値36 内申はオール3
といった感じです。
難易度的には下位校になるけれど、この高校を志望するってことはそもそも偏差値とかそういう世界観ではない。
そして、実は倍率は高かったりします。
募集人数は少ないですからね。
動物科は令和6年で倍率1.9倍もあります。推薦はなんと4倍!
高偏差値ではないけれど、ちゃんと勉強しないと入れません。
等々力…いいよね。
等々力、好き。
住みたいかもしれない。
大井町線の自由ヶ丘から二子玉までの区間、ホント好き。
等々力渓谷で自然はあるし、美味しいお店もたくさんあるし、なんだか長閑で温かい感じがするし、第一種低層住宅専用地域だから背が高い建物もあまりなくて空が広い。よって、広々と感じる。素敵。
しまった、また街紹介になってる!
園芸高校
等々力駅から用賀中町通理をひたすら歩く。
玉川郵便局で曲がって到着!っと思いきや残念。正門はもうちょっと奥。
なんでこの角の所を正門にしなかったんだ! なんて思いながらもうちょっと奥へ進むと正門が…
いや、正門よりも気になるものが…
兎々呂遺跡という石碑
兎々呂遺跡…?
兎…うさぎ、だよな…「ト」か…?
ト・ト・ロ…?
トトロ!!!???
トトロの遺跡なの????
正式にはトドロ遺跡です
トトロは全く関係ありません。
あ、しまった、またしても高校を無視した話をしている…。
園芸高校
正門からは100mも続く銀杏並木
ここはほんとうに東京か…?と思うほどの広大な敷地。
敷地面積はなんと9万平方メートル!なんて言われてもわからん!
参考までに、この地域の方ならイメージわくかな。
洗足池公園が全体で7.7万です。
洗足池公園全域と、図書館、大森第六中学校らへんを全部含めたくらいの広さです。
広い…
が、それは当然っちゃ当然。
なんたって、農業とかするんですからね。
敷地の7割は庭園や田畑などになります。
他にも玉川果樹園や伊豆下田農場を持っています。
明治に創設され110年を超える歴史を有する日本の農業、園芸教育の中心を担っていた学校。
それが園芸高校です。
とはいえ農業?園芸?動物??食品???
イマイチ何をするのかわかりにくいと思うので、各コースを緩く紹介します。
動物科
愛玩動物(ペット)と産業動物(畜産)について、飼育技術の向上を目的とし、各動物の生理生態系や衛生管理などを学びます。
放課後には当番制で犬のお散歩に行ったりもします。
食品科
食品の衛生管理、製造など、食料品製造販売に関わる様々なことを学びます。
ダブルスクール制度があり、調理師免許や製菓衛生師の資格を在学中に取ることも可能です。
園芸科
園芸高校と名のついている通り、この学校の敷地の大部分はこの学科のためにあります。
いわゆる農業や盆栽、造園、フラワーアレンジメントなど、植物に関わることを学びます。
つまりは、園芸、食品、動物と商業というつながりを学んでいく学校と思えばいいのかな。
メディアへの露出もかなり多く、注目度は都立トップクラス。
日本の園芸の歴史を刻んでいる学校のため、天皇ゆかりの松やアメリカとの友好の証のハナミズキ、樹齢500年の徳川家光の盆栽などなど、学校の歴史と伝統を感じさせるものがたくさんある。
高校の敷地内になるバラ園は、毎年たくさんの来場者が訪れる素敵空間です。
ヤバいな…
産業技術高専もそうだったんだけれど、魅力的過ぎて紹介しきれん…
どう紹介していいかもあんまりわからん…
動植物、食品加工に興味があるならぜひ学校見学へ行ってくれ!
産業技術の記事でも書いたとおり、専門的な方は進むのは別に、早すぎるだなんてことはない!