【2017】夏休みの家庭ルール作り

2017.07.18 中学生

■ 夏休みスタート

夏休みは昼頃まで寝て起きてゲームする。朝は部活動、昼寝して、遊んで寝る。…‥という計画を立てている子も多いでしょう。

勉強はどこへいった。

夏休みは学校がなく、生活習慣が乱れ、好きな事ばかりに没頭してしまいがち。自由時間と勉強のバランスが取れず、夏明けには1学期の内容を忘れて、2学期の中間がヒドイというのもありがち。油断していると、子どももろともお母様も苦労する可能性があるので要注意。

 ■ 家庭ルールを決める(1)

そんな幼い彼らに対し、家庭ルール作りが大切です。まず、規則正しい生活習慣を身につけましょう。例えば、以下のようなものを決めるといいでしょう。

○ 起きる時間
○ ご飯の時間
○ 寝る時間

最近、子どもでも睡眠障害などに苦しむことが増えたと感じます。スマホなどで夜更かししていないか、お子様のことを気にしておきましょう。健全な生活がまず第一です。

 ■ 家庭ルールを決める(2)

次に、お母様たちが頭を悩ませる2項目。勉強時間と自由時間です。

 ○ 勉強の時間

大切なのは、勉強(やるべきこと)が最優先というルールを作ることです。以下は、私の夏休みの例です。

  1日何ページで夏休みの宿題が終わるかを考え、そのノルマが終わらなければ夕食後も勉強。
  机に座っているだけでは許されず、勉強した証拠を母に見せて終了。

これが私の夏休みの典型パターンです。母は決して放置せず、宿題の確認までして、怪しいと感じれば即座にテストもさせました。学生の本分は学業であり、部活動や習い事で忙しいからという逃げ口上は通じませんでした。部活が出来なくなり、家での勉強に変わるだけです。何せ、やるべきことが最優先なのですから。
『学業が最優先である』というルールを作り、勉強時間を決まった時間に設定できるとベスト。自分の目が届く時間に設定するといいでしょう。

 ○ 自由な時間
    (スマホ・部活・習い事・ゲーム・読書など)

上記の『学業優先』という考え方の場合、部活動などは自由時間に含まれます。やりたいことができるからこそ自由時間です。かといって制限をしないと、一日5時間でも10時間でもゲームをしてしまうような人もいます。ほんの30分、携帯電話を手離せない人もいます。

自由時間もある程度、家庭でコントロールしましょう。何事にもメリハリが大切です。利用時間や使い方などのルールを決め、それ以外のときは預かっておくなどしましょう。『遊ばないから手元に置きたい』も避けたいところ。興味のあるものが手元にあると欲に負けます。ゲームが机の上にあると、今やる勉強を投げ出して、ベッドでゲームをしているなんて状況が発生します。自由時間はルールを決めた後、お子様の成長などに合わせて、うまくいくように微調整を重ねていきましょう。

ご質問・ご相談などがあればご連絡くださいませ。
それでは、また次回の更新で。
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