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今年も大晦日に中学3年生の食事会を行いました。毎年、本当にありがたいと思うのは、多くの卒業生が激励に来てくれることです。彼らは自分の体験を通じて、いろんなことを受験生に伝えてくれます。
中央に座っているのが受験生。中央に立って話していたり、壁際にいるのが卒業生です。
『一番最初に腕試しした学校で、不合格になった。 それが心のアドバンテージを剝ぎ取っていった。 根拠のない自信を持つのではなく、自分が今まで やってきたことに自信を持った方がいい』
彼は第一志望に受かっています。しかし、それまでに悔しい思いもしています。だからこそ今の彼があったのだと思います。
『第一志望の都立には落ちてしまった。 MARCHの付属には合格したが、最悪な高校生活が待っていると思った。 でも、そんなことはなかった。 今ではやりたいことも見つかって全力で努力することができる。 大学2年生になった今、あのとき(中3で)メチャクチャ勉強しておいてよかった。 努力は裏切らないよ』
彼は当塾の卒業生ではなく、以前の塾の教え子。入学するときこそ落ち込んでいたものの、全力で努力した結果に納得しています。今、彼は海外留学に向けて英語を勉強しなおしているそうです。
二人以外にもたくさんの子が話をしてくれました。こんな風に、受験というものは子どもたちに必ず何かしらを残していきます。今年受験する子たちが彼らから何かを感じ、自分のお受験に活かしてくれればと思います。
では、よいお年を。