【2017】(ウソ1)スマホを取り上げれば学力が伸びる

2017.05.08 中学生

こんにちは。

ZENT進学塾の坂口です。




『最近の子どもたちはスマホに依存している』




 スマホでSNSやゲームをするから学力が下がるという話も多く耳にします。スマホ=教育の邪魔者という扱いですね。そして、親や教師はこう考えるわけです。




『スマホを取り上げれば学力が伸びる』




 本当にそうでしょうか?

 私が読んでいる雑誌に、ちょうどそんな話題が掲載されておりました。




ダイヤモンドZaiより


 スマホと学力に因果関係があるとした場合、スマホを取り上げれば勉強時間が増えて学力が伸びるはず。




ダイヤモンドZaiより


 今回の検証に使われたのはテレビやマンガでしたが、持ち運べるうえに様々なことが出来るスマホのほうが多くの時間を消費しています。講師として子どもたちと接しているとその様子がありありと伝わってきます。 そして、取り上げるということは、多くの時間を費やしていたものが急に失われるということ。無気力症候群、燃え尽き症候群のようなものがスマホがなくなることによって起こってしまう。大人で例えるなら、定年まで一生懸命働いていたが退職してやることがなく、時間を持て余している状態。仕事がすべてだった人にとって、仕事のかわりをすぐに見つけるのは難しい話です。子どもも同じです。時間を費やしていたものが急になくなったからといって、では勉強をしようという意識にはならないのです。


『スマホを取り上げれば学力が伸びる』というのは、机上の空論に過ぎないということです。


 今回の例ではスマホとなっていましたが、学力低下を導く要因を『時間を費やしているもの』と定義する場合は部活動もその対象となります。取り上げるという行為は、子どもの意欲を失う結果に繋がる場合もあり、単純なことではないのです。


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※2017/5/8 補足


『スマホを利用すると学力が低下する』という説は、最近の研究結果で正しいことがわかってきました。



研究結果 例1 <コチラ>

研究結果 例2 <コチラ>


上記研究に勉強時間とスマホ利用時間による統計データがありますのでご紹介します。


【 算数 または 数学の正答率 】


          グループ1    グループ2


 勉強時間     2時間~     30分以上

 スマホ利用    4時間~     0分

 正答率      55%      60% 


勉強時間が多くても、スマホの利用時間が多い子は学力が低いという結果になりました。専門家の方々はスマホの利用が脳に影響を与えているという見解です。薬も過ぎれば毒となるように、便利であっても節度を持った利用が大切です。ただ取り上げるのではなく、ご家庭内でスマホ利用のルールを作るのがオススメです。


以上、補足情報となります。

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